もう二年前ですが、群馬の四万温泉。
離れてみるとその土地のことってまた違った「分かり方」をするみたいで、群馬から横浜に引っ越した今、四万温泉ってすごく「群馬らしい」素敵な温泉地だなって思います。
里山の雰囲気で、古さが残っていて、温泉文化が根付いた町。
四万温泉の入口-四万の甌穴とカフェ
四万温泉街の入口に位置する「四万の甌穴群」。
清流と、それが作りだした奇岩って感じの場所です。甌穴もいいですが、四万ブルーって呼ばれる水の色に感動しました。
甌穴を見に行くときに停める大きな駐車場がありますが、その一画にあるのが「森のカフェKISEKI」。おしゃれなたたずまいでした。
チーズケーキが美味しかったです。
四万温泉街をぶらぶら歩く
四万温泉はそれほど大きな温泉街ではないので、散策はしやすいです。はじめてだったので、まずは観光協会を目指して行きました。
四万温泉の観光協会はけっこう頑張ってる雰囲気。カフェめぐりのイベントやアートフェスみたいなのもあって、楽しめそう。
街並みはノスタルジーあふれまくってまして、これバス停。
足湯もあるカフェ、おきなや。
飲泉所。昔ながらの温泉街って感じです。
ここは民宿兼お酒屋さん。「泊まれる酒屋」。
積善館。四万温泉といえばここ、という感じの旅館で、たくさんの人が写真撮ってます。千と千尋のイメージモデルとして有名。
川沿いにはちょっとした遊具もあるので、子供を遊ばせられて良かったです。
四万グルメとかカフェとか。
四万温泉の「これ」っていうグルメはないんですけど、群馬名物の焼きまんじゅうやおっきりこみが食べられる場所はちょこちょこ。
というか、四万温泉で一番有名なグルメってこれじゃないでしょうか。柏屋カフェの温泉カプチーノ。
雰囲気あって可愛い(^^)
柏屋カフェはいわゆる古民家カフェって感じの場所です。中もおしゃれ。我が家はファミリーだったのでソファ席に通してもらいました。
昔ながらのお店はいっぱいあって、そこがカフェ利用されていたりもするので面白いです。ここはたぶん一番人気店ですが、おしゃれな若者たちも多かったです。でも家族連れでも気負いなく入れるホッコリ感。
立ち寄り湯事情
立ち寄り湯はたくさんありますし、無料の共同浴場もあります。
私が行ったのは四万やまぐち館でした。四万川沿いのお風呂で最高。
奥四万湖
四万ブルーの川がきれいで、翌日の朝には奥四万湖へ行きました。車で10分くらい。心洗われる眺め。
四万温泉の何がいいのか
ノスタルジックな温泉街で情緒豊かです。
名湯・草津温泉から一時間弱の距離ですが、四万のお湯は柔らかくて子供にも安心。
個人的には、草津ほど混雑していなくて、ほっこり優しいレトロな温泉街ってイメージ。写真ないのですけど、夜もいい感じです(あちこち早く閉まりますけど…)。
四万温泉にアクセスする国道にはメロディラインがあって、曲は「いつも何度でも」。千と千尋にちなんだ選曲みたいですが、この歌好きで。
大事な人とのお別れがあったときにたまたま聞いて(私のための歌かと思った)、とても思い出に残っている曲です。
旅の最初に感じたことがそれだったので、四万温泉はひときわ心に残っているのかもしれません。
秋冬は温泉街を歩きたい季節です~
もう年内に旅行は計画してないのですが、日帰りでどっか行こうかな…