その方法をとるしか術がない人を責めたくはない。
でも、記事を読んでいちばん最初に思ったことは「カフェでぶらぶらしてるならその枠、譲ってほしい人いると思うよ…」でした。
開業届を出してからちょうど5年。
育児との両立にはいつも悩み続けながらの5年でしたが、ようやく自分で仕事をしていく気合いや責任みたいなものが備わってきて、今は職業を聞かれたら自営業と答えるようになりました。
そんな我が家の保育状況は、上の子が幼稚園で、下の子は近くの無認可保育室を週2,3回利用。
私は横浜在住ですが、住んでいる地区の認可保育所は激戦区で、フルタイムの会社員でも待機が出ている状況。
今下の子が通っている無認可園は保育料は高いですが(高いから?)予約取りたいときに融通がききやすく、子供もすっかりなじんでいるので満足しています。
ほんとは認可の一時保育を利用したいけど、枠がいっぱいなのを理由に断られました。
横浜に来てから私の感覚が変わったことがあります。
それは、こうした待機児童の問題がよく目につくようになったこと(たぶん今までより自分事になったから)。
それと同時に、こういうことを書くのは自分が小さくて嫌になるのですが、Facebookなどで産休や育休を満喫している友人を見るのが少し辛くなりました。
今ちょうど、上の子が保育園通ってて、下の子の育休中って子が友人に多いんです。
さすがに友人なのでその子自身にマイナスの気持ちはわきませんが、その枠週一回でも必要としている人に渡せないものかな…とか、つい思っちゃうんですよ(主に制度に対して思うわけですが)。
それが見知らぬ人なら(今回の記事みたいに)いやいやその枠必要な人に渡そうよ!って率直に思ってしまいます。
だって実際、仕事してる私が安く一時保育利用したくても、認可は枠がないんです。緊急時ですらそもそも枠がない(なんのための緊急、っていうのは何度か思った)。
そのモヤモヤを、無事に保育園に入れている家庭に向けるのは間違っているのは百も承知。実際、そう思ってしまう自分の器が小さくて嫌になります。なので、そんな感情はこれまで家族にすら話したことはありません。
ちゃんと分かってるんですよ、仮面復職せざるを得ない辛さも、育休で子供を見れる状況でも預けることの必要性も、時にはママにもリフレッシュが必要なことも。
この記事の最後に書いてあるのが、
子どもを保育園に預ける”競争”をくぐり抜けるための「仮面復職」。そうした競争が生む、親同士の対立。親がどんな働きかたをしていても、子どもを保育園に預けられるようにするのが一番いい。だが、保育ニーズに対して保育園が足りていない現状は、その理想を実現するにはほど遠い。
これほんと真実で、人の状況を見てアレコレ思うなんて、ただただ不毛。
心のモヤモヤを向ける先を間違えちゃいけないな、と思います。人間には理性も愛情も備わっているのだから(どんな理屈)
以上、今日は雑記。