個人で仕事始めてから5年半。
仕事内容は少しずつ移り変わっていきますが、私は転勤族の妻で、できることに限りがあります。地域に縛られる仕事はスペック的にあんまり向いてない。子供がいるとそうそう出張もしてられないし、続けられないなーと思って辞めたものもある。
というわけで、在宅で&電話やメールで完結する仕事はとてもありがたい。
そして、このブログで掲載告知することがある「Travel.jpたびねす」で書いているような、自由寄稿の旅行ガイド制作も、とてもありがたい存在です。
その旅行ガイドを書いている中で思うことがあり、最近このブログをちょっとリニューアルしました。
ブログ、自分の好きな旅記事を好きに書ける場にしようかなと思って。変わらず寄稿もしますが、アクセスや取材先さんのことをあんまり考えずに気楽に書けて、広告収入も多少あるような場があればいいなと思ったのです。
背景には、今さら話題に出すのもアレですが昨年起こったウェルク問題・まとめサイトの問題があります。
もともと私の寄稿先は、ライター自身が行った場所に対してリアルな記事を書く、っていうことを特徴にしている場所です。ウェルク問題で運営元の対応が変わったということはありません。
ただ、問題が起きる前から掲載の許可は取るようにしてましたし著作権を侵したこともないですが、一段階、自分の中で引きしまったというか責任を持たないといけないな、という感覚になりました。
なので、自分の中でちょっと意識を上げたぶん、もっと個人の感想だけでテキトーに書ける場所をつくろうと思ったわけですw
テキトーなのかよって感じですが、あくまで自分軸で好きに書く喜びは大事である(急にである調)。
あと、書くこと、残すことは大好きで、それで報酬も得られることは幸せですが、流れの早いWEB、しかも自分の場所ではない「メディア」に間借りしてるような形ではどうも「消費されていく」感覚がつきまとうものでして。
うだうだ書いてますが、昨年、いちばん思ったことがタイトルの一文に尽きる。
ちょっと前、芸能コラム書かないかってお話いただきました。
若手俳優の名前、8割は正確に読めない私に何を書けと…?
そういうのも、消耗するだけだからすっぱり諦めようと。
流れていくのではなく、知識もできることも少しずつ上積みしていくこと。
必要なものを必要な人に届けること。書く楽しみも忘れないこと。
目立たず消費されず末永く…というのがひそかな活動方針ですが、なんとなく方針に見合う感じに、ちゃんと選びながら、片隅でそっと書いていこうと思います。