信仰っていうと大げさですが、気持ちのよりどころみたいなもの。
群馬で住んでいたのは、赤城山や榛名山など群馬の名山がすごくきれいに見えるマンション。空気が澄む冬には、雪を冠した谷川岳も見えました。
三年前、群馬に引っ越した時期は、ちょうど私的なことで色々重なった時期で。父が癌になったり、私自身も妊娠したけどちゃんと育つか分からない時期だったり。
そんなとき、「いつも変わらずにそこにある」山の風景は堂々としていて、心癒されるものだったんです。
まさにお参りでもするような気持ちで、「父を守ってください」「この子が無事生まれてきますように」って毎日祈ったものでした。山に。
その後元気に生まれた息子は、最近2歳になりました。
私の気持ちを受け止めてくれた景色と、群馬で出会った人たちとの優しい思い出をのせて、名付けた名前が「岳」。
あの山の風景のように、広く大きく、志は高く、生きてほしいと。
忘れることのない、大切な日々です。
この、山が見える場所みたいに、自分の気持ちをなんとなくリセットできる場所って、私にはとても大切です。実家近くにも、新婚の時住んでいた場所にも、ひとりで訪れていろいろ考える場所がありました。
横浜に来て一年。まだそんな場所が見つからずにいます(というか、日々バタバタすぎてそんな余裕なんて。。。)
そんなこと言ってる間に、次の引っ越しが来そうな気がする。
転勤族にとって、内示の時期はドキドキ。とりあえずまだ横浜に住めるみたい…って分かった最近、なんとなくの更新でした。